この記事でわかること
- 70万円損失のあと、個別株はどうなったのか
- 80万円で仕切り直すときに変えた3つのルール
- 2年経った今の結果(割合ベースで公開)
- この結果をどう受け止めているか、正直な本音
以前「個別株で70万円の損失を出して、新NISAの積立投資に切り替えた」という記事を書いた。あの記事の結論は「投資は純正パーツでいい」、つまり個別株はもうやらない、という話だった。
👉 個別株で70万円の損失|失敗から新NISAの積立投資に切り替えた理由
ただ、正直に告白すると、その後も個別株を完全にはやめられなかった。先日書いた40代の資産形成の記事でも軽く触れたが、今回はその部分だけを掘り下げて書く。
👉 40代に向けて、今実際にやっている資産形成|37歳整備士パパの現在地
「なくなっても困らない範囲」で、80万円だけ再開した
70万円を損切りしてしばらくは投資自体が怖かった。でも1年ほど経って、また個別株をやりたい気持ちが戻ってきた。今度は生活の土台(新NISAの積立)とは完全に別の特定口座を作り、そこに最初に80万円だけを一括で入れた。これ以上は追加しない、というのが自分の中でのルールだった。
金額はNISAの積立とは切り離した「なくなっても家計が揺らがない範囲」。ここだけは、前回の失敗から絶対に譲らないと決めていた。
変えたのは金額だけじゃない。銘柄選びの基準も変えた
前回の失敗は、好決算を見て飛びついた小型株を天井づかみし、含み損が出ても「そのうち戻る」と損切りできずに傷を広げたことだった。今回は、そこも変えた。
- 長期保有前提で持ち続けられる銘柄を選ぶ(値上がり狙いの短期的な期待では選ばない)
- 含み損が一定のラインを超えたら機械的に損切りするルールを、買う前に決めておく
- 金額は80万円の範囲から増やさない
整備士的に言えば、前回は「勘とノリだけで整備してた」状態。今回は「作業前に手順書を作ってから整備する」状態に変えた、という感覚に近い。
2年経った今、含み益は+165%になっている
正直、ここまでの結果は自分でも予想していなかった。80万円で始めたこの口座は、2年以上経った今、含み益で+165%になっている。
金額そのものはここでは伏せるが、割合で言えばそれくらい増えている、という状態だ。
この結果を、どう受け止めているか(正直な本音)
先に言っておきたいのは、これは「自分の腕がすごかった」という話では全くない、ということだ。
+165%という数字は、率直に言って運の要素がかなり大きい。同じルールで同じようにやっても、次はマイナスになる可能性は普通にある。むしろ前回70万円を失った経験があるからこそ、「今回もいつ含み損に転じてもおかしくない」という感覚は常に持っている。
個別株で変わったのは「腕前」より「守備範囲」。たまたま結果がついてきただけで、やり方そのものが正解だったと言い切るつもりはない。
だから、この結果を見て「じゃあ自分も個別株を始めよう」とは、正直あまり勧められない。もし始めるなら、前回の自分がそうだったように「なくなっても生活が揺らがない金額」から、という線引きだけは強く言っておきたい。
生活の土台は、今も変わらず新NISAの積立
この結果が出ても、生活の土台を個別株に寄せるつもりは全くない。新NISAでの積立(オルカン・S&P500・SCHD)は今まで通り淡々と続けていて、個別株の80万円はあくまで「趣味の範囲」の位置づけのままにしている。
もし来年この口座がマイナスに転落していても、家計そのものには影響が出ない。この線引きを守れているという事実の方が、+165%という数字よりも自分にとっては大事だと思っている。
まとめ:結果は良かったが、勧めているわけではない
- 70万円の損失後、しばらくして個別株を80万円の範囲で再開した
- 変えたのは金額の上限だけでなく、長期保有前提の銘柄選びと、事前に決めた損切りルール
- 2年以上経った今、含み益は+165%。ただしこれは運の要素が大きく、再現性を保証するものではない
- 生活の土台は今も新NISAの積立に置いたまま。個別株は「なくなっても困らない範囲」を今後も守っていく
資産形成の全体像は、こちらにまとめている。
※本記事は筆者個人の投資経験に基づくものであり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資は自己責任で、必ず余裕資金の範囲内で行ってください。

コメント