この記事でわかること
- 育休明けの初日、実際に職場で何があったか
- 「仕事の感覚が鈍る」不安は、実際どうだったか
- 「妻の負担が増える」不安は、実際どうだったか
- 復帰前にやった準備は、実際に機能したのか
- 想定していなかった、本当の落とし穴
7月8日に、育休が終わった。
復帰前に「怖い」という記事を書いた。
怖かったのは2つだった。
妻の負担が増えること。
そして、3ヶ月車に触れていなくて、仕事の感覚が鈍っていること。
あれから3週間が経った。
この記事では、その2つの「怖かったこと」に、正直に答え合わせをする。
復帰初日、聞かれたのは仕事の話じゃなかった
正直、かなり身構えていた。
3ヶ月のブランクをどう思われるか。
仕事の感覚は戻るか。
でも初日、同僚から聞かれたのは仕事の話じゃなかった。
「育休中、子育てどんな感じだった?」
それくらいだった。
拍子抜けした、というのが正直な感想だ。
仕事に関しては、いつも通り現場に戻っただけだった。
💡 初日の率直な感想
もっと「ブランク大丈夫?」みたいな空気を想像していた。実際はそこまで構えられることもなく、思っていたより普通に現場へ戻れた。
怖かったこと①「仕事の感覚が鈍る」→ 鈍らなかった
一番怖かったのがこれだった。
締め付けトルクの感覚、異音の聞き分け。
3ヶ月も離れたら鈍ると思っていた。
でも実際は、特に鈍っていなかった。
現場の作業は、いつも通りできた。
体が覚えている、というやつだと思う。
引っかかったのは、そこじゃなかった。
パソコンを使う事務的な作業で、何度か「あれ、これどうやるんだっけ」となる場面があった。
ただ、これも実際に触っているうちにすぐ思い出した。
車を触る感覚より、パソコンの操作手順の方が抜けやすい。
これは自分でも意外だった。
結論
「整備の感覚が鈍るかも」という不安は、少なくとも自分の場合は大きく外れた。現場の感覚より、むしろ普段使わない事務作業の手順の方が抜けやすかった。
怖かったこと②「妻の負担が増える」→ 増えた。むしろ圧倒的に
もう一つの不安が、これだった。
答えから言うと、楽になった部分は皆無だった。
むしろ、育休中より圧倒的に負担は増えている。
育休中、家事は俺がメインで担当していた。
炊事・洗濯・掃除、双子の世話、長男の相手。
復帰した今、日中はそれを全部妻に任せきりになっている。
当たり前の話だ。
俺が家にいなくなったんだから、俺がやっていた分がそのまま妻に乗る。
わかっていたつもりだった。
でも、実際に「任せきり」という状態になってみると、数字にできない重さがある。
⚠️ ここは想像以上だった
「負担は増えるだろうな」ではなく、実際はもっと直接的だった。復帰した瞬間に、家の中の役割が一気に妻へ寄る。その重さは、事前に頭で考えていたより大きかった。
復帰前にやった準備、実は機能しなかった
正直に書く。
復帰前、5つの準備をした。
分担の言語化、緊急時のルール、職場への事前確認、車の勉強、家計の確認。
やっておいてよかったとは思っている。
ただ、実際に復帰してみると、正直あまり機能しなかった。
理由ははっきりしている。
準備していた「怖さ」の正体と、実際に起きたことがズレていたからだ。
仕事の感覚は鈍らなかった。
妻の負担は「増えるかもしれない」ではなく、単純に増えた。
準備で備えられるのは、想定できる範囲までだ。
そして現実は、想定通りに進まないことの方が多い。
想定してなかった落とし穴:復帰1週間で39度の熱
準備していなかったことが、ひとつだけ起きた。
復帰して1週間。休日に体調を崩した。
熱は39度まで上がった。
幸い休日だったので、仕事は休まず、そのまま寝て治した。
原因ははっきりしない。
育休中とは生活リズムが変わったこと、復帰の疲労が地味に溜まっていたこと、このあたりが重なったんだと思っている。
正直、ここが一番の想定外だった。
仕事の感覚や妻の負担は、頭で考えていた分だけ心構えができていた。
でも、自分の体調はまったくノーマークだった。
⚠️ 点検リストに入れていなかった場所
復帰後に崩れたのは、仕事でも家庭でもなく、自分の体だった。「仕事」と「妻の負担」ばかり点検していて、自分の体調は点検項目にすら入れていなかった。
整備士として言いたいこと
車も人も、同じだと思う。
想定していた不具合には、意外と対応できる。
本当に足をすくわれるのは、点検リストに入れていなかったところだ。
育休明けを前に、俺は「仕事の勘」と「妻の負担」ばかり点検していた。
自分の体調は、点検項目にすら入れていなかった。
これから育休明けを迎える人には、この2つに加えて「自分の体調」もリストに入れておくことをすすめたい。
走りながら整備する。
それしかないのは変わらない。
でも、点検項目は増やしておいた方がいい。
まとめ:育休明けから3週間で分かったこと
- 仕事の感覚は鈍らなかった。むしろパソコン作業の手順の方が抜けていた
- 妻の負担は「増えるかも」ではなく、単純に圧倒的に増えた
- 復帰前にやった5つの準備は、正直あまり機能しなかった
- 本当の落とし穴は、復帰1週間で体調を崩したこと(39度の熱)だった
怖かったことの答え合わせをしてみると、想定していた不安はそれなりに乗り越えられていた。
その代わり、想定していなかったところで足をすくわれた。
次に育休から復帰する人には、「仕事」と「家族」だけじゃなく、「自分の体調」も準備リストに入れてほしい。
復帰前の不安や準備についてはこちらの記事に書いた。
※本記事は筆者個人の経験に基づくものです。体調や職場環境には個人差があります。

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